看護師は転職しても1カ月で辞めやすい?理由と対処方法を紹介!パート②

看護師転職

第5章 1月で転職しない場合の対処法

転職を選ばないためにはどのような対処を行えばいいのでしょうか?

それは、以下のとおりです。

相談をする

「上司や家族・友人など心を許せる人」に、今の辛い気持ちを相談することです。

なぜなら、他人の意見を聞くことによって、客観的に今の状況を捉えることができるからです。

 

「実は自分の考えすぎで、意外と大したことではなかった」と、前向きな気持ちになれることもありますね。

待遇や業務に関する問題は、上司に相談することで待遇の見直しや、業務内容の改善をしてもらえることもあります。

 

また、自分から積極的に「伝える努力」をすることも大切です。なぜなら、現場で働いて間もない時期は、周囲のスタッフや上司はあなたのことをよく知らず、困っていても気づかれないことが多いからです。

 

周りに相談できる人がいない場合は、看護師専門の転職サイトのキャリアアドバイザーに相談してみるのも手ですよ。

ストレス発散をする

もし、有給休暇がある場合は、仕事を休んでリフレッシュしてみるといいですね。

なぜなら、仕事から離れると、転職先のことを客観的に見る余裕が生まれるからです。

 

「新人の頃よりはツラくない」「忙しい職場だけど人間関係はいい」と前向きな気持ちになり、仕事の意欲が湧いてきます。

転職には時間や労力もかかるので、慎重に検討するためにも、まずは「休んでみる」ことをおすすめします。

期限を決めて働いてみる

今の現場は長時間労働で、上司に評価されない看護の仕事。

そんな現実を目の当たりにし、今の仕事に可能性を見いだせない。

だから転職したい!

そう思ってもなかなか行動に移せませんよね。

 

そんなときは「あと1年で仕事を辞めて転職する」と期限を区切ることが大事です。

なぜなら、自分の意思を固めることができるからです。

もちろん、転職の準備もゆっくり焦らずにできます。

 

そう決めたら、まずは出世や成果を諦めましょう。

なぜなら、目の前の仕事に集中することができるからです。

その結果、逆に成果が出やすくなるはずです。

第6章 看護師を1ヶ月で辞める時の手順

1ヵ月で辞める際の手順について以下の順番のとおりです。

①退職の理由をはっきりさせる

自分がなぜ辞めるのか理由をハッキリさせることが大切です。

なぜなら、現場にとって看護師は貴重な戦力であるため、退職の相談時には引き止められることも少なくありません。

 

曖昧な言い方や退職に悩むような態度を見せると辞めにくくなる恐れがあります。

また、「辞めなきゃよかった!」と後悔する場合もあるからです。

退職する理由を下記のとおり確認し、紙に一度書いて、心を整理してみてください。

  • 看護師チームになじめない
  • 仕事が覚えられない
  • 採用前に聞いた待遇と違う

②転職の優先順位を整理する

企業の判断基準や転職理由、やりがいなどを考えてみて、

「自分が何に喜びを感じ、どんなことに共感するのかと、自分を振り返ってみましょう。

なぜなら、しっかりと自己分析をすることで何を優先して会社を選べばよいのかなど、自分なりの優先順位が見えてくるからです。

優先順位をつける際は、あなたがこれまでのキャリアを振り返り、

 

  • なぜ現職を選んだのか
  • 今の仕事で面白さを感じたときや辛かったときは何か
  • それをどう乗り越えたのか
  • なぜ転職を考え始めたのか

 

を整理していくと、仕事選びにおいて自分が大切にしている観点が見えてきます。

 

③転職エージェントに登録する

あなた自身で求人を探すのには、時間が必要で、手間がかかります。

さらに、激務なので探す気力もありませんよね。

それならば、看護師を1ヶ月で辞めて転職するなら、転職サイトに登録しましょう。

 

転職サイトを活用すれば、看護師の転職に精通したエージェントのサポートを受けながら、手間なく、新しい職場を見つけられますよ。

 

転職を熟知したエージェントが、あなたに合った好条件求人を紹介します。業界トップクラスの求人情報量で、情報に載っていない非公開求人も多数取り扱ってるサイトもあります。

第7章 看護師としてすぐ辞めて転職を繰り返す時の対処法

需要が多い看護師の求人は慢性的に多く、ほとんどの人が「仕事を選ばなければいつでも再就職は可能」という状態に置かれています。

 国家資格であることに加えて、選択肢の豊富さが、看護師の転職回数を増やしているといえるでしょう。

 

しかし、転職が避けられない状況であったにせよ、ささいな理由で何度も繰り返していると再就職に及ぼす悪影響はとても大きいと言えます。

なぜなら、雇用する側は「信頼できて、長く働いてくれる人」を求めており、頻繁に転職をしている人は、ネガティブな印象を与える可能性があるからです。

 

転職にはさまざまな困難やストレスも伴いますから、安易に転職を繰り返すことにならないよう十分に気をつけなければならないですね。

自分が納得できる環境を慎重に選ぶことが重要なポイントになります。

 さらに、多少のトラブルは克服し、自分の糧とする努力も必要です。

 

転職の目的をよく考えて明確にしたうえで、長く働き続けられる職場を選びましょう。

まとめ

ここまで看護師の転職は1ヶ月で辞めやすいことについてお伝えしてきました。

看護師の転職は1ヶ月で辞めやすいポイントをまとめると以下の通りです。

 

  • チームに馴染めない、仕事が覚えられない場合はしばらく様子をみて期限を決める
  • ブラックな病院や、心身に不調があるなら、1ヶ月に退職してもかまわない
  • 転職先に求める条件の「優先順位」をつける
  • 新しい入職先が決まってから退職するほうが安定する
  • 転職サイトを活用して、内定率をアップさせる

 

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント